涼を愉しむ京スイーツ

こんにちは! 企画制作室の金丸です。

7月も半ばに差し掛かり、暑さが本格的になってきた今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今年の3月から京都に住み始めた私は、盆地特有の蒸し暑さに負け早々にクーラーを稼働させました。
今回はそんな暑い季節を楽しく過ごせそうな、涼を感じる京都のスイーツをご紹介します。



おすすめしたい夏の京スイーツ1つ目は、1885年創業の老舗和菓子屋 大極殿本舗の夏季限定商品「レースかん」です。

大極殿本舗の商品は美味しさはもちろん、上品で洗練されたパッケージも愛されているポイント。
気になるレースかんのパッケージはというと和のしつらえに爽やかなカラーリングが夏らしいデザイン。

簾の上にかかるレモン色の和紙と紺地に銀文字の短冊が和菓子らしさと涼やかな印象を与え、キラッと光るシルバーの紐がいいアクセントに。
紙器の形状は貼り加工を必要としない1枚もののシンプルな設計になっており、内側は食品対応加工が施してあります。

箱を開くと、レースに見立てたレモンの輪切りが並び、透明感のある爽やかな羊羹が!
涼やかで美しいビジュアルは食べるのがもったいなく感じるほど。
羊羹とは言っても餡子が使われていないため甘さは控えめで、豊かなレモンの香りが夏にぴったりの商品です。


また、大極殿本舗 六角店併設の甘味処「栖園」は、月毎にシロップが変わる「琥珀流し」でも有名です。
「琥珀流し」には寒天ゼリーが使用されており、透明感のある寒天ゼリーと季節ごとに変わる色とりどりのシロップの組み合わせの美しさは「まるで食べる宝石」と言われ、季節を感じながら1年中飽きずに楽しめる逸品です。
ちなみに7月のシロップは鮮やかなグリーンが涼しげな「ペパーミント」!
スッキリしたミントの清涼感と程よい甘味が特徴です。

大極殿本舗 六角店 甘味処 「栖園」
〒604-8117
京都府京都市中京区堀之上町120




次におすすめしたい夏が楽しくなる京スイーツは、京都で最も歴史のある洋菓子専門店「村上開新堂」のオレンジゼリーです。

村上開新堂は1907年創業の老舗洋菓子専門店。タイル張りの洋風な外観、カーブのかかったレトロなショーケースなど昭和初期の空気を感じる和洋折衷の店舗空間と和の趣きを残しながらシックでモダンな雰囲気にリノベーションされた店舗奥のカフェスペースの対比が特徴的です。

そんな村上開新堂が5月から9月の夏季限定で販売しているオレンジゼリーは、12月に3回だけ作られる人気商品「みかんゼリー」がない時期も美味しいゼリーを楽しみたいという声から生まれたもの。村上開新堂の包装紙にエンジのリボンがかかったパッケージは上品でありつつどことなくレトロな雰囲気。箱の中には個包装されたオレンジゼリーが並び、タグと一緒に紐で括られている様子は収穫したてのオレンジさながらです。


出典:「婦人画報」https://www.fujingaho.jp/gourmet/sweets/a77387/murakamikaishindou/

出典:「Ameba Blog sawaの京日記」https://ameblo.jp/sawa075/entry-12048237989.html


カットされたオレンジのフタ部分を取るとぎっしり詰まったオレンジゼリーの登場。
サンキストオレンジの素材を生かした程よい酸味と爽やかな香り、みずみずしい口あたりでジューシーな涼しさを味わえます。


出典:「村上開新堂 公式」https://www.murakami-kaishindo.jp/products/orangejelly.html

村上開新堂
〒604-0915
京都市中京区寺町通二条上ル東側


夏のスイーツは見た目から、香りから、味から涼しさを運んでくれます。
汗ばむ気温の高さや照りつける日差しさえ好きになってしまうような夏だけのスイーツを是非楽しんでください!

Printer's HIGH 坂井印刷所 制作本部 企画部

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