昨年、2017年はAI元年と呼ばれ、多くの製造工場でロボットによる自動化や人工知能を使った取り組みが行われました。
印刷業界のニュースでも4月にハイデルベルグ社のAI搭載の8色機が国内初導入されたニュースが流れました。drupa2016の最新モデルを導入されたアイワードさんでは枚葉機4台を撤去して同機の自動運転で、なんと3台分以上の生産を目指すようです。
印刷工場のすべてを機械に任せるってわけじゃないですけど、印刷機だけじゃなく、加工機や物流、生産管理システムもITが進み、この5~10年で大きく変わりそうですね。
とはいえ、人が判断する部分は多く存在しますし、まだこれから!未来の話!とか思ってる関係者も多く、うまく乗りきれる印刷会社と出遅れる印刷会社が出てきそうです。
個人の意見としては、印刷会社も積極的に自動化できるところは自動化し、効率化していくべきだと考えています。安定性のある事業をやりながら、収益性のある事業を推進する必要があり、その事業の選択が迫られている状況です。
少なからず、市場のニーズに応える準備をし、新たな印刷商材を産み出し続けるためには、企画・デザイン・設計やプリンティングディレクションが関わるのは間違いなさそうです。
企画デザイン関係でもAI化の波はやってきており、下記のようなサービスも出てきています。AIだけで造る企画とかやってみたいですね。ちょーどいいミニマルでフラットなポスターとかできたりして。
・カラーパレットを自動化!
・キャッチコピーも自動生成?
・デザインも?ロゴ自動生成メーカー!
今までも自動で生成してくれるサービスはたくさんありましたが、
AI(人工知能)でどんどん進化するっていうのが今までとは違うようです。
進化していくのも怖いですが、人も負けないように進化していきたいですね。
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