早いもので1月も残り1週間。今年もそろそろ、バレンタインシーズンの到来です!
弊社で企画/製造させていただいたパッケージやディスプレイも、店頭に登場予定になっており、
チョコレート好きとしても、プランナーとしても待ちきれない気持ちです。
最近では、バレンタインと一口に言っても本命チョコ以外に、自分チョコ、友チョコ、義理チョコ、世話チョコ、見せチョコ…と、楽しみ方も随分と多様化してきました。
そんなトレンドに合わせ、百貨店各社も工夫をこらしたバレンタインイベントを企画しています。
そこで注目したいのが、催事カタログ!
イベントコンセプトや出展ブランド、一押しチョコレートに、会場マップなどの情報を総合的にまとめたもので、各社デザインや仕様もさまざまに制作されています。
その多くはデジタル版も用意されているのですが、付箋を貼ったり、ページを行ったり来たり、百貨店ごとに比較したり、個人的には紙カタログの方が満足度が高いように感じます。
またSNSなどを見てみると、毎年カタログをコレクションされている方も多いようで、情報媒体として以上に、イベントを楽しむための特別なアイテムになりつつあるようです。
特に関西最大級のバレンタインイベント、バレンタインチョコレート博覧会(阪急うめだ本店)のカタログは、イベント開始日にはすでに配布が終了してしまうほどの大人気。
年々イベント規模に合わせてボリューミーになっていたのですが、今年はなんと12カテゴリー、215ページ、300ブランド!
充実の商品ラインナップ紹介以外にも、バレンタインを楽しむための+αなコンテンツがぎっしり詰め込まれているため、名称も数年前から「ガイドブック」となっています。
冊子としてのフォーマットを成立させながら、ジャンルごとにデザインカラーも全く違い、掲載されている情報量も膨大なので、編集や制作の過程を想像すると、他人事ながら背中がひやりとします。
今年からはついに小口にインデックスも付き、よりお目当のチョコレートが探しやすくなりました。
昨年に引き続き、カカオにこだわったチョコレート群には、かなりのページが割かれており、産地や作り手をクローズアップした記事も充実。
完成したチョコレートだけではなく、そのバックグラウンドへの敬意と熱量を感じる、魅力的なコンテンツです。クラフト感のあるデザインも、カカオの素材感を引き立てます。
海外パティスリーはもちろん、「ニッポンのチョコ」と題して日本全国のパティスリーや、和菓子屋さんのバレンタインスイーツを追い続けているのも、阪急独自の路線。和モダンなデザインも、すっきり大人な印象で、お菓子の佇まいが素敵です。
他にも、トレンディでカラフルプップな「フルーツ&ナッツ」、蔵元やワイナリーの情報に迫る「お酒チョコ」と魅力的な新カテゴリーも増えて盛りだくさん!
幅広いジャンルを網羅的にカバーしながら、読み物として飽きずに何度も読みかえしたくなる、さすが博覧会!といった1冊です。近々私も、カタログ片手に、遊びに行きたい思います!
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