先日、印刷博物館P&Pギャラリーで開催されていた「GRAPHIC TRIAL2024」を見てきました。
この企画はクリエイターとTOPPANグループが協力し、ポスターの制作を通じて新しい印刷表現を探るプロジェクトです。
18回目となる今年のテーマは「あそび」
私たちの普段のクライアントワークではなかなかできない印刷表現が、実際に手に取って見れるものもあり、感激でした。
会場に入るとまずは日比野克彦さん制作の、本企画キービジュアル用作品が迎えてくれました。
日比野さんのトライアルはVRペイントのデータを印刷物に落とし込むというもの。
作品を描いた時のVRゴーグルを通して受けた印象に近づけるための画像編集から印刷、表面加工、用紙の選定の過程を見ることができました。
実際に仕上がった作品はCMYKだけでなく、特色・蛍光インキ・銀インキなど多くの色が使われた両面印刷のポスターです。
壁面に近い位置に展示されたポスターでしたが、壁を鏡面にすることで裏にも印刷がされていることがわかる展示になっていました。
vol.2では岡崎智弘さんのトライアルをご紹介いたします!
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