Talk-s 002 ものづくり目線の対談コンテンツ トークス。

まず、コストにびっくりです。

当社に発注いただいているパッケージについてお話をお聞かせいただければと思います。 

ー坂井印刷所にご発注いただいた経緯をお聞かせください。 

お弁当は10 年前にスタート。箱は、既製品で対応していましたが、品がないものが多かったこ とを覚えています。既製品カタログで選ぶとあんまりいいのがない... ってなっていました。
社長からオーダーメイドの方がいいんじゃないかという話が出て、社長の知り合いである坂井印刷所に聞いてみたらどうかということでスタートしました。
最初は、紙の質感とかどうなの?っていうのもあったのですが、デザインも同時に提案いただい た中で、ロゴが映えてシンプルでありながらも高級感があるデザインがとても良かったので、現 在のものに決まっていった感じです。(上記写真、左から1 番目のお弁当箱)
正直、今までは食品包材資材商社から仕入れており、直接印刷会社との取引はなかった状態でしたが、直接取引することでコストも下がって、びっくりしています。
既製品で買ってたものより、オリジナルで作ったものの方が安価だったので... 安くできる仕様で考えていただいたと思うのですが、本当にびっくりしました。

不変ですよね。変えるつもりは全くないですね。

ー最初は品質も安定せず、ご迷惑をおかけしました。

箱の折り返しの部分の糊の接着が不十分なものがありましたが改善してもらったのと、折ぐ せをつける人員もつけたりしましたね。それでも、コストメリットはありましたので感謝し ています。 

ーロングセラーとなり、リピート注文もいただいていますが、理由をお聞かせください。 

黒字に赤のロゴが入っているシンプルなものですが、お客さんのイメージ、商品の価格帯、商品のクオリティなどと坂井さんで提案してもらったデザインがばっちり合った感じですよね。うちの社長の方からは、そろそろデザイン変えようかとか言われたりするんですが、 変える理由がないですよね。それぐらいみなさんに受け入れられてます。 本当にお願いしてよかったなと思います。

とにかくすごいスピード感。

デザイン(設計も)して、生産してくれる。これも今までとは違うスピード感でした。
さらにセンスがいい!中身には自信がありますから、黒いお弁当箱から出てくるインパクトは 抜群です。このデザインはほんとに変える必要がない。既製品にはない特別感があります。
営業さんのスピード感もすごく、びっくりしましたね。しびれました。
提案が早いというのは 御社の強みですね。

 ーちょっとほめすぎです(笑)お弁当自体はどこで使われることが多いのでしょうか? 

製薬会社さんの差し入れ弁当が多いですね。セミナーや勉強会、研修などで使われることが多 く、評判になってます。
口コミで広まった感じで、病院の先生方の評判も良く。リピーターも多いので、デザインも中身も変えない方針です。中納言のお弁当といえばこれ!ぐらいの定番にしていく感じです。

ここからブランドを強く意識した戦略が始まりました。 

そのほかの物販商品に関しても、バラバラの印刷会社さんで提案されたものを行き当たりばったりで採 用していたものが多い状態でした。であれば、しっかりとブランドを確立すべきでしょういう流れから 商品も全部坂井さんにお願いしたら?と社長からも言われたこともあり、現在のシリーズがスタートし ました。 坂井さんでデザインしてもらったベースが新しいお店との相性も良く、うちの会社になかった「カラー」 をお客さまに伝えることができたのはよかったです。 中納言の新しいブランドのカタチを作っていただいた感じです。すごいいですねー(笑)

ーありがとうございます!現在、物販のパッケージ に採用されているのはラフバガスですが最初はたくさんの種類の用紙と、カラーの提案をしました。

そうですよ。ほんとに早くサンプルも提案してもらってました。先ほどもお話しましたが、ヒアリングから提案ま でのスピードはもちろん、センスが素晴らしい。
営業さんの対応もほんとにびっくりしました。送付してくる業者 さんも多いですから、持ってきて説明いただけるのはイメージがしやすくていいですね。 こういうのは好みになるかもしれませんが、エンボスのロゴを見たときは、うちの会社もここまでできるブランド になったんだなーと実感しました。
輸送ストレスなんかもあり、社内の物流部門では取り扱いにくさもありますが、雑に扱えないというブランドを大 切にするという社員のモチベーションまで変えてしまいましたから。この変化は大きいと思います。 坂井印刷所さんに頼んでいなかったら、ここまでになっていなかったのでは?

今後の展開は、夢が膨らみます。

どんどん進めて、中納言のアンテナショップみたいなものができると楽しいですよね。 もっと商品数増やしていきたいと思っています。 次はデザートがいいかもと思っています。いろいろなものができる時代ですから。 アイデアはたくさんあります。現在もせんべいなどの商品もありますし、少し甘いも のを攻めたいですよね。お店でも使えるようなこともできますし。
中納言って、みんなに使ってもらうようなレストランだと思っているので、こども向けの商品が普通に置いてるようなものになっていいと考えています。
そういえば、イラストの入ったパッケージも現在進行中ですが、そちらはもう少しお 待ち下さい。早く進めたいですねー。 

ーたくさんお話いただきありがとうございました。

 いろいろ考えて眠れなかったんですよー(笑)

次回は、パッケージとSNS のお話です。お楽しみに。

対談を終えて。

自社企画のインタビューメディアも2 回目となりました。
終始ほめていただくという、不思議な会となりましたが本当にありが たいお言葉ばかりで恐縮です。
お弁当箱という一つのパッケージをきっかけに、ブランディングにつなげるお手伝いができたのであれば、ほんとにうれしい限りです。
デザインや形状だけでなく、印刷仕様についても深く提案できるのは 弊社の強みでもあります。
営業/ 企画/ 製造/ 物流とワンストップサー ビスを提供する坂井印刷所ならではの特徴です。
今後もさらにクライアントととのモノづくりの現場をお届けします。

次回もお楽しみに。

Printer's HIGH 坂井印刷所 制作本部 企画部

坂井印刷所のプランナーによる、印刷プランナーのあれこれ配信サイト。

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