本高砂屋さまの2023年バレンタインをブランド企画からお手伝いをさせていただきました。
「ときめきと変わらない安心感」をテーマに、老舗ブランド本高砂屋から出す安心感がありながらも華やかさも持たせたバレンタインブランドをご提案いたしました。
ブランド名はフランス語で「すてき、すばらしい」などの意味をもつ『manifique(マニフィーク)』です。
日頃の感謝や愛しいきもちを伝えるシーンに幸せを彩りたい、という思いから名付けられました。
主力商品である「エコルセ」にそれぞれ異なる食感と風味を加えた商品は、どれも軽い口当たりでどの世代の方でも好まれる味わい。
そんな商品の特徴やもっと気軽にバレンタインを楽しんでもらいたい想いを込めて、華やかでありながら優しい色味でパッケージ展開をしています。
もちろん全てこだわっていますが、よく見た人にしかわからない密かなこだわりポイントをここでご紹介します!
まず一つ目はパッケージを彩る箔押し。
それぞれのパッケージに合わせて、微妙に異なる種類のゴールドを使用。
今回使用したのは村田金箔のシルキーカラーシリーズです。
▷シルキーシャンパン箔
軽やかなシルバーに近い発色。
▷シルキーベージュ箔
少し白みがかったような落ち着きのあるトーン。
▷シルキーマロン箔
名の通り、栗のような茶系の発色。
シルキーカラーシリーズの箔はパステル調の柔らかい発色が特徴なので、
パッケージで表現したい やわらかな印象にぴったりでした。
二つ目のこだわりは、パッケージに彩られた模様。
それぞれ、中に入っている商品の形や生地の多層感をイメージして幾何学模様を制作しました。
三つ目のこだわりは箱の側面。
箱を積んだ状態でもかわいくみえるように側面にも模様をデザインしました。
スーパーとかだと箱を重ねて置いていることがよくあるので、どんな状況でもかわいく見えるようにするためです。
↑実際に販売しているショッピングモールの売り場。
ディスプレイだけでなく、売り場全体を使って華やかな世界観を表現しています。
年に一度のバレンタインに彩りを加える、magnifiqueの商品たち。
かわいい見た目はもちろん、中身のお菓子も通常とは異なるバレンタイン仕様になっていて、とっても美味しいのでぜひ店頭で手に取ってみてください。
P(プロデューサー):本髙砂屋 赤畑陽子
CD(クリエイティブディレクター):坂井印刷所 船越大祐
AD(プランナー/アートディレクター) :坂井印刷所 山中菜々実
D(デザイナー):坂井印刷所 上平田砂緒里
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