あの時はほんとに大変でした。
ー まず、坂井印刷所との取引開始の経緯について教えていただけますでしょうか?
H 梶川さま もう10 年ぐらいですかねー。もっと昔のように感じますけど(笑) 最初は寝屋川でしたっけ?お伺いしたことを覚えています。その時お付き合いしていた取引先が 急にお取引ができなくなってしまって、お願いするところを探してたんです。当時の担当が思い 当たるところがあるということで紹介されたのがきっかけだと思います。 寝屋川に広い物流倉庫をお持ちで、条件にあったのでそのまますぐお願いすることになりました。 ほんとにすぐにお願いしないと間に合わない状況でしたから。
H 向井さま 最初はできないと松谷さんから返答いただいてたんですけど、再度来ていただいた ときに協力していただけるお返事をいただきました。
米川 すぐには受け入れ体制が整ってなかったこともあり、一度お断りしてしまったんですが、
社内で体制整えて再度チャレンジさせていただくことになりました。
坂井印刷所発行 ものづくり目線の対談コンテンツ トークス。
ほめていただけるんですか! ? ( 笑)
ー 坂井印刷所のイメージについてお聞かせください。
H 梶川さま 小回りも良く利くし、良くやっていただいているイメージです。向井が無茶を言っ ていると思いますよ(笑)コーヒーの原価高騰の時にも、コストダウンの提案していただけるし、 新しい商品やリニューアルの際は、形状サンプルもたくさん上げていただいてますし、助かって ます。
H 向井さま 正直に腹割って話させてもらえることが、お付き合いさせてもらってる理由です。 お互いぎりぎりのラインでやり取りしています。正直に話せる方なんで。 他社さんは、腹の探り合いがありますが松谷さんとは、正直に話しができるのが大きいですね。
奥 弊社の方針ではないですが、組織の変更はあってもお得意先の担当替えをせず長く担当して
いることが多く、各クライアントの事情を深く関わる営業が多くなっています。
よく商品や市場について事情を知った営業が対応した方がいい場合もあるようです。
カタチにこだわっています!
ー グランデックスの御社のラインナップでの位置づけは?
H 梶川さま もちろん、柱となる商品です。コーヒーの単品としては数十種類もありますし、ギフトと しても中心となる代表的な商品です。
ー パッケージ等は弊社で担当していますが、印刷加工、設計などで苦労された点はありますでしょうか?
H 梶川さま カタチですね!わたしどもの相談役がすごく、意匠に力を入れておられる方でしたので、 これも力が入ってます。ネーミングや仕様に関するところまでこだわって作ってます。
H 向井さま シリーズ通じてどんどん、変化していますね。現在の形状が一番しっくり来てますね。ど こにもないですし、どこから見ても立体感があっていいと思います。
松谷 後加工も今のが形状がバランスがいいんです。
奥 いろんな角度から見えるというのが大きなポイントですか?
H 向井さま そうですね。お店では、いろんな角度からお客さんが来ますから、文字が見える。浮き上がっ
てみえると目立ちますよね。目につくというのが大切です。他の商品との違いをパッケージでも感じて
ほしいですね。
店頭で決める時代からWEB を含むカタログで選ぶ時代に。
ー コーヒー業界、コロナの影響は大きかったのでしょうか。
H 梶川さま 2020 年の4 月5 月頃の百貨店さん関係は、大変でした。喫茶飲食店関係も閉まって ましたし、やはり影響は大きかったです。今年、緊急事態宣言後は徐々に戻りつつありますね。 組合の会合も久しぶりにありましたけど、状況は皆さん同じですね。ギフトについてはカタログ での販売は堅調ですが、現物見て決めていただくギフトセンターは厳しかったです。 今は、カタログにどれだけ載せてるかが勝負ですね。かつては、ギフトセンターの場所の取り合 いでしたけど... カタログで選ぶ(WEB も含む)風潮は今までもありましたが、コロナで一気に変 わりましたね... 今年はギフトセンターにも、少しづつお客さんが戻ってきてますね。
松谷 でも、コーヒー豆の価格がかなり上がるんですね…
奥 その分こちらもいろいろ提案をしていかないとですね。モノづくりの会社としては、QCD を ずっと改善していかないとメリット出せないと思っています。 冒頭の話ではないですが、やったことないことにもチャレンジしていかないと新しいものは生ま れません。いろんな宿題をいただけるので、こちらも考えるきっかけをいただいてます。
H 向井さま 先ほどもありました、現物見て買う時代からカタログを見て買うという話も、新し いことを試していかないと。カタログで見て選んでもらえるインパクトのあるものをどうするか。
H 梶川さま カタログベースになると、写真のスペースが決まってます。今までは、たくさんの 種類があって大きい方が良かったんですがカタログだと、少ない方がよく見える場合もあります しね。工夫が必要です。
H 向井さま その辺も提案してほしいですね。
対応範囲が広いのは御社の強みですね!
松谷 次のグランデックスはFSC 認証紙で生産します。
ー 脱プラやエコに関しては、コーヒーの業界でも取り組まれてるのでしょうか?
H 梶川さま そうですね。取り組んでいかないといけないと思ってますし、コーヒー自体がそ ういうイメージがありますんで、進めていかないといけません。
奥 ハマヤさんとのやり取りは、ほかの業界のクライアントと比べてどんな感じでしょう。
松谷 もう向井さんとは、素でやり取りさせてもらってますし、仕事が進めやすい環境です。
H 向井さま デザイン以降の印刷/ 加工/ セットをがっちり松谷さんが抑えてるから、他社さ んにはほとんど出してませんよ。セットまでできるのはものすごい強みだと思います。 他のところとも商談させてもらってるけど、そこまでしていただいているところはないですね。
本日は、たくさんお話いただきありがとうござました。
対談を終えて。
自社企画のインタビューメディアは5 回目を迎えさまざまな業界のお話を 聞いてきました。
今回は、ギフトでもよく見かけるコーヒー業界の裏側を お聞きすることができ、パッケージのデザインや形状もPC やスマートフォ ンでの見え方も重要であることを再認識しました。
また、うちの営業とお客さまの信頼関係の強さにびっくり。
デザインや形 状だけでなく、印刷加工、セット加工など、いろいろトラブルも経験し、 得た信頼関係は大きく、いい仕事を続けていく上で大切なことだとあらた めて感じました。
今後もさらにクライアントととのモノづくりの現場をお届けしていきます。
次回もお楽しみに。
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